PIC 12F615


PICkit3の電源を作る

できないのならできる方法を考えよう

先日入手したPICKit3互換機では、何故か外部電源で5Vをかけないとプログラムを焼くことが出来ません。
今までのLチカのようなテストプログラムは、ブレッドボードに組み上げた回路にプログラムを焼くための配線を追加して対応していました。
しかし、もう少し複雑なことをやろうとすると、ブレッドボード上の配線が込み合ってPICKit3互換機に接続する回路を追加するのが困難であったり、取り回しが面倒になったりと、作業効率が悪くなってしまいます。
ならば、チップへの書き込みは専用のアダプターで行って、動作確認はブレッドボードに組み上げた回路で行うことを考えました。
運よく筆者の入手したPICKit3互換機には、プログラムを焼くためのゼロプレッシャーソケットのアダプターが付属しています(と言うより、付属しているものを購入しました)。
しかし外部電源を供給するようにはなっていませんので、電源の供給回路を追加してみようと思います。

基本仕様

PICKit3には6本の端子が出ています。この6本の端子をそのまま書き込み用アダプターに接続します。
これに加えて電源を追加します。該当する端子は、2番目がVcc、3番目がGNDです。
最後に5Vの電源ですが、USBから供給することにしました。
手元にはUSBから供給できるブレッドボード用電源回路がありましたので、都合がよかったのです。

実装

基板の表
すずメッキ線で各端子を接続したところです。
赤線:Vcc
黒線:GND
左下のソケットにUSBのAコネクタが接続します。
基板の裏
すずメッキ線を固定するためにユニバーサルボードの表と裏をはわせています。
それにしても、はんだ付けが汚いな。
組み立てた状況
PICKit3互換機と書き込み用アダプターを接続した様子です。

しまった!電源スイッチをつけ忘れた。