iPhone5のバッテリー交換


メーカー保証が無くなることを覚悟してチャレンジする
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     当記事を参考にされて、不具合に遭遇されても当方は責任が取れません。
     自己責任でご対応ください。

使用開始から既に4年を経過しようとしているiPhone 5のバッテリーが膨らんでしまったようで、液晶パネルが変形して脇からバックライトの光が漏れていたり、ホームボタンの反応が悪くなってきている。

先日、iPhone 7が発売されたのでいっそ買い替えることも検討したが、予約してから届くまで時間がかかるのと、一番安い機種でも8万円近い価格に腰が引けてしまった。
そんな時に「バッテリーを交換すればいいんじゃない!」と、はたと気づいた。(気づくのが遅いことは言わないで)
ショップに持参して交換してもらえば良いのは百も承知ですが、ここはあえてバッテリー交換キットを入手して、自分でバッテリーを交換することにした。

amazon.co.jpでバッテリー交換キットを購入

amazoneでiPhone 5の交換バッテリーを探すといろいろ見つかります。
バッテリー本体だけのもの、バッテリー交換に必要な工具がセットになっているもの。
まだiPhone 5の分解に必要な工具を持っていないので、工具がセットになっているものを探しました。
今回は、価格が2,000円と比較的安く評価が4.6と高いiPhone5 互換 内臓 バッテリー 電池 PSE 認証品 固定用テープ 交換用工具セット付き (Iphone5)を注文しました。

商品が届きました




iPhone 5を分解

同梱されている取扱説明書は写真入りで分かりやすく作業を進める際に戸惑うことは少ないと感じました。
早速、iPhone 5を分解することにします。
まず、電源を落とします。






iPhone 5購入時に付属していたSIM抜き工具を使ってSIMを抜きます。




ライトニングコネクターの両サイドにあるペンタローブネジを2本取り外します。




吸盤をフロントパネルのホームボタン側につけてゆっくりと引っ張りフロントパネルを開きます。






液晶画面やデジタイザとロジックボードを接続しているケーブルの固定板を外します。
見た目には差がわかりませんが、長さなど違っているようなので、取り外したネジがどこのネジかわかるようにしておく必要があります。




液晶画面やデジタイザ、フロントカメラなどとロジックボードを接続しているケーブルを外します。

フロントパネルが外れたので、作業の邪魔にならないところに置きます。




ロジックボードとバッテリーの接続コネクタを固定している板を外します。


バッテリー接続コネクタをプラスチックのヘラなどを使用して外します。


透明の「引き手」を引っ張りバッテリーを本体から外します。
当方のiPhone 5ではバッテリーは両面テープで固定されており、「引き手」を引っ張ってもびくともしませんでした。
プラスチックのヘラを使って何とか外すことが出来ました。

交換バッテリーを組みつける

取扱説明書によると逆の手順で組み付けるとのことですので、注意しながら組み付けていくことにします。


交換バッテリーの接続ケーブルの取り回しに少し難がありました。
本体に付いていたバッテリーの接続ケーブルの形状と違っていました。
よく見ると、形状が違うというよりは折り方が違っています。そのため、素直に収まりません。
取り外したバッテリーの接続ケーブルを参考に、交換バッテリーの接続ケーブルを折りなおします。
バッテリー接続コネクタを差し込んで接続します。接触不良などないように、しっかりと差し込みます。


ロジックボードとバッテリーの接続コネクタを固定している板を取り付けます。


液晶画面やデジタイザ、フロントカメラなどとロジックボードを繋ぐケーブルのコネクタを接続します。接触不良などないように、しっかりと差し込みます。


液晶画面やデジタイザとロジックボードを接続しているケーブルの固定板を取り付けます。


フロントパネルを差し込みます。


ライトニングコネクターの両サイドにあるペンタローブネジを2本取を絞めます。


SIMを差し込みます。


膨らみが解消されました。